この前、ノースポートモールのKEYUCAで、ふと目に飛び込んできたポータブル加湿器を衝動買いした。
買ったのは「PRISMATE(プリズメイトと読むらしい)のポータブル加湿器」。ちょうど寝室用の加湿器を探していた時期だったこともあり購入した一品だ。
実際に1ヶ月程度使ってみて、良いところや残念なところが見えてきたのでレビューしたいと思う。
時間がない人向けに、先にハイライト版を整理しておくと以下のような感じ。
GOOD
- 寝室で使っても問題無いぐらい静音
- 約3000円と加湿器としては安価
- ミニマルなデザインとサイズ感
- お手入れが簡単なシンプル構造
NOT GOOD
- ギリギリ一晩もたないタンク容量
- パワーの調整機能は無くON/OFFのみ
BAD
- 無し
あくまでも僕の独断と偏見ではあるけれど、良いポイントは「GOOD」、残念なポイントは「NOT GOOD」、悪いポイントは「BAD」としてある。この結果を見ればわかるように、僕としてはおすすめの一品になっております。
気になった方は続きをどうぞ!
購入したきっかけ

冬の寝室は乾燥しがち。
我が家も例外ではなくて、朝起きると喉がカラカラ。お肌はカピカピ。大人だけなら良いのだけれど、最近子供が夜中に咳き込んで起きてしまうことが増えてきた。インフルエンザ対策としても乾燥は厳禁だし、さすがに加湿器がないとまずくなってきたので、真剣に寝室用の加湿器を検討することに。
まずは、数えきれないほどある加湿器の中から寝室用の加湿器として選ぶにあたって、「これは譲れない」というポイントを挙げて見た。
それがコチラ。
僕が寝室の加湿器選びで重視するポイント
- 静音であること
- 子供が触れても安全であること
- 安価なこと
こんな条件で「ぴったりな加湿器無いかなぁ〜」とゆるく探していたら、冒頭で書いたようにまさかのKEYUCAで出会って一瞬で恋に落ちたというわけ。
第一印象としては「コンパクト!オシャレ!しかも3000円!これなら買って失敗しても許せる。」という気持ち。実際に動いているモノに耳を近づけてみると、動作音も合格点。これなら全然寝れる。
超音波方式ということで、熱くなる部分も無いし子供にとっても安全そう。
最初に挙げた「静か・安全・安い」を完璧にクリアしつつ、さらに「コンパクトでオシャレ」というプラスαも相まって、めでたく我が家の寝室にお迎えすることにした。
どんなインテリアにも馴染むミニマルなデザインが良い
白を基調としたデザインと、癖のない直線的なフォルムなので、どんなインテリアにも上手く溶け込んでくれそう。落ち着いたデザインなので、オフィスとかでデスクに置いて使っても良さげ。僕の場合は寝室で使っているわけだけど、寝室にはあまり見た目がウルサイ物を置きたく無いので我ながらナイスチョイス。
加湿器には限らず、モノ全般に対する個人的な考えとして、スペックや性能が100点満点じゃなくても、デザインが良ければある程度は許せてしまうと思っている。
逆にどんなにハイスペックでも、「このデザインは家に置きたくないなぁ」と思ったら選ばないタイプです、ワシ。テンションの上がるものに囲まれて暮らすのが理想だと思ってる。
動いているのか心配になるレベルで音は静か

次に動作音について。
僕の場合は寝室で使う想定だったので、静音であることは重要なポイントだったんだけど、結果的には期待以上に静かで問題無し!むしろ「ちゃんと動いてる?」って不安になったりして、わざわざミストが噴出されてるか確認してしまうレベル。
我が家では加湿の優先度が一番高いのは娘の顔付近ということで、娘の枕の横に設置している。小さい子供って音に敏感で、ちょっとの物音で起きてしまったりするものだけど、この加湿器の場合は顔の近くに置いてあっても、全く問題無く朝まで寝てくれているので、これも良かったポイント。
サイズについては良くもあり残念でもあり
続いてサイズについて。
「ポータブル」を謳っているだけあって、片手で持ち運び可能なサイズ。というより手のひらサイズ。なので、出張や旅行でバッグに忍ばせるのも全然アリ。ホテルの暖房で朝に喉がやられるという「ホテルあるある」の対策にはうってつけだと思う。
一方で、コンパクトさゆえにタンク容量が小さいのは、(仕方がないことではあるけど)残念なポイント。バッテリーは8時間ぐらいは持つんだけど、実際は5時間も動かせばタンクは空になってしまう。その証拠というわけではないかもしれないが、この製品は1時間/3時間/5時間というタイマー設定でしか動作できないようになっている。MAXが5時間なのは、結局それ以上動かしてもタンクが空になってしまい意味がないからであると思われる。
せめてパワーの調整機能があれば「弱めに長い時間つける」という選択がとれるので、パワー調整機能は付けて欲しかったなぁ。
まとめ
本論の中では特に触れていないが、部屋全体まるまる加湿する性能を求めるのは酷であるということは念のために触れておきたい。あくまでもポータブル加湿器なので、空間全体を加湿する使い方ではなくて、自分の側に置いてピンポイントで加湿する使い方が適していると感じた。
なので、僕のようにベッドサイドに置いておく使い方であれば、このポータブル加湿器はベストな選択だったと思う。
同じように「自分の使い方にマッチするかも」と思えたら、買って後悔しない製品だと思う。