この前、ウルトラワイドモニターを購入したのと同時にキーボードも新調した。
理由は、仕事用PCとプライベート用PCの両方にペアリングができて、かつ簡単に接続先を切り替えられるキーボードが欲しかったから。
そこからキーボード探しを始めて、かなり迷走しながら辿り着いた結論が「Keychron K1」というキーボード。購入してから3週間程度使用したので、良いところや悪いところを正直に思うままにまとめてみたいと思う。
最初に「Keychron K1」を使ってみた感想をまとめておくと以下のような感じ。
GOOD
- ロープロファイルならではのスッキリ感が良い
- メカニカルならでは打鍵感は健在
- Windows・Mac両対応
NOT GOOD
- キートップが安定感がイマイチ
- ネジ隠せたよね・・・
BAD
- JIS配列は入手が困難 → 追記:JIS配列も購入可能になりました!!!
どんなデスクでも馴染むデザイン。ただネジが・・
今回のキーボード選びで僕が重視していたのはデザイン性。
特に、デスク上での存在感を抑えたくて「薄型であること」を条件にしてきた。そういった薄型で背の低いキーボードのことを、「ロープロファイルキーボード」というらしい。
さて、実際に手元に届いた「Keychron K1」を見てみると、こんな感じ。

今まで使ってきたキーボードと比較してみる。
上がこれまで使ってきたFilcoの「Majestouch MINILA Air」というキーボードで、下が「Keychron K1」だ。

キーボードの面積は「Keychron K1」の方が一回り大きいが、それでもデスク上の存在感は今までと同等か、それ以下になっていると感じる。
それを実現しているのが薄さの違いだ。

一番高い位置と比べると、薄さは約半分。
デザインがスッキリするという効果だけでなく、パームレストがなくても手首の角度に無理が生じないメリットもあるかと思う。
質感は金属製で見た目よりもズッシリ重い。だからこそデスク上で安定する。
全体的にプラスチッキーなところも無く、高級感のある仕上がりになっていると思う。
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なお、デザインについては良いところばかりではなく。
まずはこの画像を見てほしい。

おわかりいただけただろうか。
ネジが表から丸見えなのだ。ここまでデザイン性にこだわりがあるプロダクトであるにも関わらず何故・・・
タイピング中にキーボードをマジマジと見るわけじゃないので、致命的な話ではないが「もったいないなぁ」という印象は否めない。
ちなみに、このように正面から見えてしまうネジは写真の箇所も含めて12箇所もある。
せめてネジの位置をキーの隣通しの間ではなくて、キーの上下の間にしてくれたら、かなり目立たなくすることができたはず。
実にもったいない。
薄型だけどメカニカルの打鍵感はちゃんとある
「Keychron K1」はメカニカルキーボードというジャンルなのだが、薄型でありながらもメカニカル特有の気持ちの良い打鍵感は健在だ。
メカニカルキーボードは、キートップを固定する軸の種類によって、好みの打鍵感や打鍵音が異なるという特徴がある。
僕は、今まで使っていたFilcoの「Majestouch MINILA Air」では、赤軸と呼ばれる静音性の高い軸を使っていた。赤軸の打鍵感がとても好きだったので「Keychron K1」でも同様の赤軸を選択した。
結論としては、赤軸の打鍵感は健在。
ここまで薄型なのに、メカニカルキーボードならではのスコスコ感がちゃんとあるのが凄い。
一点、残念だったのはキートップが不安定だということ。キーがグラグラするので、最初は少し気持ち悪かったけど、一週間くらい使っていたら慣れてしまった。
WindowsとMac両対応。デバイスの切り替えも簡単。


この写真にもあるように、WindowsでもMacでも使うことができるようになっていて、キートップも付属している。
また、3台までの複数デバイスのペアリングと切り替えにも対応しており、「Fn + 1~3」でワンタッチで切り替えることが可能。
仕事の始まりと終わりに、使いたいPCにペアリングし直すなんて面倒な作業は発生しない。
こういった機能はマルチペアリングと呼ばれていて、特に最新機能というわけではないのだけれど、僕のように絶対に必要という人はいるので、一応書いておく。
JIS配列派は入手に苦労するかも

この「Keychron K1」、公式サイトではUS配列しか購入することができない。JIS配列(日本語配列)は、以前クラウドファンディングでのみ購入できたもので、今から支援購入ができるクラウドファンディングはない。(2021.1.18現在)
僕はどうやって入手したかというと、人生で初めてメルカリを利用した。
ちなみに、US版にしなかった理由は、職場から支給されているノートPCがJIS配列だからだ。プライベートPCと配列が異なることによる混乱と作業パフォーマンスの低下を懸念して、僕はいつもJIS配列を選ぶようにしている。
US配列を選ぶことができれば、もっとキーボード選びの選択肢が広がるんだけどね・・・
2021.04.01 追記:
公式サイトでJIS配列バージョンの購入が可能になりました!
まとめ

僕が購入した、この「Keychron K1」というキーボード。
欠点がないわけでは無いが、それでも現状の僕が求める要件を限りなく満たしてくれているキーボードであることは確か。
しばらくはコイツと付き合っていこうと思う。
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今回、キーボード購入したことによって最低限のデスク環境の構築が完了した。
そろそろ一度デスクツアー的な記事を書いてみたいと思っているので、全国10人の弊ブログ読者の皆様におかれましては、是非楽しみにしていていただければと!