最近、財布をコンパクトなものに買い替えた。( ➡ 買い替えのキッカケ・買った財布の紹介)
財布がコンパクトになったことので、自ずと中身のカードを厳選するようになった。それに伴って、クレジットカードも「メインカード」と「サブカード」の2枚体制にすることに。
メインは今まで通りAMEXことアメリカンエキスプレスのANAカードと決めていたのだけど、サブが中々決まらずに悩んでいた。サブカードを持たないという選択肢もあったが、AMEXは日本国内であってもたまに使えないことがあるのでサブカードは欲しいところ。
そんな時、住信SBIネット銀行から面白いデビットカードが出ていることを知った。もともと住信SBIネット銀行の口座を持っていたことも後押しして、クレジットカードではないもののサブカードとして迎え入れてみた。
今日は、そのカードがデビットカードとは思えないほどのメリットや特典があるカードだったので、僕のおすすめのサブカードとして紹介したいと思う。
例によってハイライト版を先に載せておくとこんな感じ。
GOOD
- 海外にも強い「Mastercard(マスターカード)」ブランド
- デビットカードとは思えない付帯サービス
- カードデザインがおしゃれ
NOT GOOD
- メインカードには向かない
BAD
- 無し
プレミアムなデビットカード「ミライノデビット プラチナ」
今回、僕が手に入れたのは住信SBIネット銀行から出ている「ミライノデビット プラチナ」。
ブランドは、海外でも安定の強さを誇る「Mastercard(マスターカード)」なので、AMEXのサブカードとしてはこれ以上ない安心感がある。
また、あくまでもデビット決済機能付きのキャッシュカードなので、既に住信SBIネット銀行の口座を持っていた人であれば、カードの枚数を増やさずに済むのも大きい。僕と同じようにコンパクトな財布を使っていて「最小限のカードしか持ちたくない」という人には嬉しいポイントだと思う。
「Boingo Wi-Fi」が無料で使い放題
数ある特典の中で僕にささったのは「Boingo Wi-Fi」が無料で使い放題であるということ。ただ、この「Boingo Wi-Fi」ってあまり馴染みのないサービスかもしれない。(僕も知らなかった。)
調べてみるとWi2、Wi2premium、docomoやauのWi-Fiスポット等にアクセスできるらしい!
最近はカフェなどで作業をすることも多く、「Wi-Fiはライフライン」と言っても過言ではない僕にとっては、この特典はとてもうれしい。
国内・海外旅行の傷害保険が自動付帯
クレジットカードであれば珍しくはない旅行の傷害保険。これがデビットカードなのについてくる。
もし、旅先で万が一のことが起きてしまい、いざ補償となった時に「旅行代金をこのカードで決済していないと保険は対象外」的なスタンスのクレジットカードも多い中で、「ミライノデビット プラチナ」 は保険が自動付帯されるタイプなので所有しているだけで保険の対象となる。
さらに保険の適用範囲は家族まで含まれているので、これから子供連れの旅行を増やしていく方向の我が家には非常にありがたい特典。
年会費はデビットカードとしてはお高め
さて、避けて通れない年会費の話。
一般的にデビットカードは年会費が無料のカードが多いのだけど、この「ミライノデビット プラチナ」は年会費が発生する。
その額、税込「11,000円」なり。
うん、高い。メインカードのAMEXよりも高いやないか。(AMEXは7,500円)
正直言って、抵抗がある人がいてもおかしくない値段ではあると思う。僕の場合は、前述したWi-Fiの使い放題や、旅行の傷害保険などの特典を考慮して「元は取れないかもしれないけど11,000円なら割安」と判断している。
それでもやっぱり年会費が気になるという場合は、プラチナではない、素の「ミライノデビット」というカードもある。プラチナではなくなるので、特典はゼロになるしポイントの還元率も1.0%から0.8%に下がってしまうけど、年会費は無料になるので、そちらを検討にいれてもよいかもしれない。
メインカードには向かない
次に、このカードをメインカードにできるかについて。
僕個人としてはオススメはできない。決して「ミライノデビット プラチナ」が悪いわけではない。「デビットカードである」という点がメインカードには向かないと考えている理由だ。
結論から言うと、デビットカードは「クレジットヒストリー(通称:クレヒス)」が蓄積されないのだ。クレヒスをかみ砕いて言うと「信用の貯金」のこと。
通常のクレジットカードであれば、引き落としの遅延等がなくコンスタントにカードを使用していれば、信用が貯金されて、より高いグレードのカードへの招待が来たりするもの。そして、より高いグレードのカードは、人生をより豊かにしてくれるポテンシャルを秘めていることが多い。(年会費も上がるけども)
一方、デビットカードにはそれがない。
デビットカードは口座から即時決済であり、口座にお金が無ければ使えない。つまり、そもそも信用という概念がないので当たり前といえば当たり前。
僕個人は「せっかくなら信用も溜めておきたい」と思ってしまうタイプなので、メインカードには向かないと考えた。
と、ここまで言っておいてなんだけど、以下のような人であれば 「ミライノデビット プラチナ」をメインカードにするのはありかと思う。というかするべき!
このカードをメインにするならこんな人
- クレジットカード・デビットカードを一枚も持っていない
- 何らかの理由でクレジットカードが作れない
これくらいの条件がそろっていれば「ミライノデビット プラチナ」はメインカードに最適。何らかの理由でクレジットカードを作れないような状況の人でも、デビットとはいえ無審査でMastercard(マスターカード)のプラチナカードを持てちゃう。
久しぶりに気持ちが高まるカードに出会った
このカードが手元に届いた時、僕が人生で初めてクレジットカードを手にしたときのような高揚感があった。とにかくカードがカッコいい。 番号や名前はデコボコのあるタイプではなく、印字されていてフラットなタイプなので、最近流行りのコンパクト財布でもかさばることがない。
なんだか、このカードを使いたくて、財布から取り出したくて、つい無駄遣いをしてしまいそうになるカード。それが 「ミライノデビット プラチナ」 だ。