隙の無いiPhoneケース「Spigen シンフィット 360」レビュー

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「iPhoneのケース選びは難しい。」

本当にそうだと思う。僕は、このケース選びから逃れるために、 長年 iPhoneケースとしてApple純正のレザーケースを使ってきた。Apple純正なので品質は間違いないし、レザーがエイジングして自分だけのケースが出来上がっていく楽しさもあった。そう、確かにそういった意味では純正のケースの安定感は異常なのだけど、ちょっと価格が高いし、そろそろ飽きてきたというのが正直なところ…。

そこで今回は、サードパーティのiPhoneケースに浮気をした。いや、純正レザーケースと積み重ねてきた月日を考えると不倫と言ってもいいかもしれない。いや、それはどうでもいいか。

今回、新たにiPhoneケースとしてチョイスしたのは「Spigen シンフィット 360」というもの。このケースに変えてから3ヶ月くらい経ち、良し悪しも整理できたきたので、今日はそれをレビューという形で共有したいと思う。

さて、RE:WRITE恒例の先出しレビューはこちら。

GOOD

  • ケースに合わせたガラスフィルムがついてくる
  • サラサラだけどグリップ感のある質感。

NOT GOOD

  • フィルムの貼り付けが激ムズ

BAD

  • 無し

ケースに合わせたフィルムだからフィット感が尋常じゃない

Appleの純正ケースもそうだけど、普通はケースを買ったらケースしか手に入らない。従って、画面保護フィルムはケースと干渉しないものを、別途で探さなければいけないことになる。

だが、この「Spigen シンフィット 360」の場合は、ケースだけではなく強化ガラスのフィルムが2枚も付属してくるのだ。このことの最大のメリットはズバリ「ケースとフィルムの一体感・密着度が素晴らしい」に尽きる。

フィルムとケースが一体化

「Spigen シンフィット 360」は、「360」という数字から推測がつくかもしれないが、iPhoneの全体をカバーするような構造になっている。背面だけではなく、前面のインカメラや各種センサーの周りまで保護される。付属しているフィルムは、ケースがカバーしきれない残りの液晶部分の形に完璧にフィットするように設計されている。そのため、ケースとフィルムを付けると、それぞれが一枚岩のように一つの筐体として完成した感がある。

ケースとフィルムの間に隙間がほとんどできないので、埃とか小さいゴミが溜まらないのが良い。厳密には溜まっているんだと思うけれど、隙間がほぼ無く、量がたまらないので目立たないというほうが正確かもしれない。

サラサラなのにしっかりホールドできる絶妙な質感

滑らずしっかりホールドできる

僕がiPhoneにケースを付けているワケは、傷から守りたいというのもあるが、一番の理由は裸のままだと手からスルッと落としそうだからだ。落としたくないなら、バンカーリングなどのアクセサリでも対応できるのだけど、それはそれでワイヤレス給電の邪魔になるので付けたくない派。なので、僕がケースに求めるのはグリップ性が最優先。

グリップ性の高いケースと聞いてパッと浮かぶのはシリコン素材のやつではないかと思う。僕も実際にシリコン素材のケースを使ったことが無いわけではない。確かにアレはiPhoneを落とす気がしない。だけど、アレの問題は、ポケットからiPhoneを出すと内側の生地までもれなく飛び出してくる現象が起きるところ。

それに対して「Spigen シンフィット 360」の質感は絶妙だ。サラサラだけど、サラサラ過ぎない。適度なグリップ感を維持したままサラサラなのだ。(サラサラ言い過ぎ)ポケットの生地飛び出てくる現象も起きないので、シリコンから移行したい人にも自信をもっておすすめできる。

フィルムの貼り付け難易度は高め

「ケースとフィルムの一体感がGOOD」という話は、先ほどした通りだが、フィルムの貼り付け自体は非常に難儀した。先にケースを付けてから、ケースに合わせてフィルムを張り付ける手順となるのだが、普通の感覚でフィルムを貼ると10000%失敗する。同梱されている2枚のうち、1枚目はケースの内側にフィルムが全く入りきらずに失敗。2枚目は1枚目の教訓を生かして、ケースに密着させるようにして貼り付けを行ったのだが、それでもフィルムの左下近辺がケースと干渉してしまい空気が入ってしまった。

このケースとフィルムの干渉具合はとてもデリケート。例えばiPhoneで処理負荷の高いゲームなどをプレイすると、iPhone本体の発熱によってケースが外側に押し広げられるので干渉が解消し、その時だけはフィルムが綺麗に貼れた感じになるという面白い状態になっていた。

熱でiPhone本体が膨張するといっても、0.001ミリとかの世界のはずであることを考えると、以下に緻密な精度で設計されたケースとフィルムであるかがわかると思う。

ある方法を使ってケースとフィルムの干渉を解消できた

さて、2枚同梱されているガラスフィルムを2枚とも使い切ってしまった。ガラスフィルムだけを追加で購入できないかを調べてみたが、単体では販売していない模様。ずっとフィルムの左下が浮いた状態で使っていくのか…。

そんな時、ふと閃いた。

たまたま別の用途で手元にあった「紙やすり」を使って、フィルムに干渉しているケースの左下部分をゴリゴリっと研磨したらアッサリ解決した。0.001ミリとかの世界なので、ちょっと調整してあげれば楽勝だったということ。

大した思い付きでもないんだけど、もし同じようにフィルムの貼り付けが上手くいかなかったという人がいたら、紙やすりでの研磨作戦をおすすめする。ちなみに、やすりの目の粗さは240番を使用したが、特にざらざら感が残ることもなく、問題無かったことも付け加えておく。

機種変更しても使い続けたい

同梱されていたフィルムの貼り付けに失敗した時は、自分の不器用さを棚に上げて「リピートは無いな」と思っていた。ただ、逆に言えばそれ以外の欠点や不満点は無かったし、フィルムの貼り付けに失敗しても「紙やすり」で調整すればいいこともわかった。

これまでiPhoneケースは純正に限ると思い込んでいたけれど、久しぶりに浮気したケースですごく満足な一品に出会えて良かったし、しばらくはこのSpigenのケースと付き合っていきたいと思う。